僕は私は、3回目のユニバーサルスタジオジャパンに来ている。
2回目は、まだ上の子供2人が小さい頃に一度来ている。その時は義理の母親のYさんの家に一泊目泊めてもらってから、2泊目は近くのホテルに泊まった。一番下の女の子がまだ生まれていない頃だ。
1回目は、まだ、ユニバーサルスタジオが出来立てのころで、今ほどアトラクションも無くて、結構つまらなかった思い出がある。
今回の遠征は、子供3人(うち2人は中学生以上なので大人料金)と妻と私の5人で、とにかく旅費が莫大になる。今回も交通費だけ10万円、チケット10万円、飲食費&宿泊費で、10万円なのでざっと見積もって、30万円は飛んでいっているので、おいそれと行ける旅行でもないのだ。(ざっと見積もっているので、本当は40万近く飛んで行っていると思う)
時期は七月の後半とあってものすごく暑い。気温は35℃を超えているであろう中、1番下の女の子は顔が真っ赤になって園内を歩き回る。もともと、代謝が極端に良くない子のため、熱が他の子よりも籠るのだ。私は私で歳のせいか、途中から熱中症のような状態になってしまって頭痛に悩まされた挙句、1人リタイヤ。ソフトドリンクを飲みながら涼むことにした。
こういうところに来ると、若い女の子に目が行く。そして、若いころに戻りたい気持ちになるのはなんでなんだろうか。また、恋がしたいしそういう時期を過ごしたいなと思ってしまう。そんな時、気持ちがとても苦しくなる。時間という不可逆な一方的に進んでいくベクトルの中で、やるせない思いをしてしまう。そういう想いは、幾多の人間が、同じように費やしてきたのだろうし、ごく一部の人間は、思いのままに現実をなし得るかもしれない。けれども、僕を含めて多くの人間は、強者どもが夢の跡の如く夢敗れて残骸のようになった自分を見つめ続けてますます苦しくなってしまうのだろうと思う。
僕の中に消えない、若さや異性に対する満たされない気持ちや想いは、生まれ持って背負っている業だと思っている。業というのが最も良い響きで、生まれ出た時より背負い、おそらくは死ぬ前まで持ち続けるのだろうと思う。その思いに正直に生きていくのか、もっと大事なものがあると思い、業の部分を誤魔化して生きていくのか、正解はないと思うのだが、ただただ考えれば考えるほど苦しさが増していくのだ。
さて、話がそれてしまったが、今日は、2泊目の日で、主目的たるユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行った。僕自身が楽しんだかというと、そうでもないのだが息子、娘がお金の制約がある中で、それなりに楽しんでくれたのだろうと思うとそれはそれでよかったと思う。人間は多面的で複雑であいまいなものなのだ。かたや自分勝手な自己中心的な欲求を持ちながら、かたや繋がりのある人間に対して自己を犠牲にして満足する。何はともあれ、最近では殆ど会話すらしなくなってしまった息子2人と言葉を交わしたことが大きいかなと思った。